ANTS-Framework.linux_adbinding
Linux ADバインディング
Linuxクライアントをsssdとrealmdを使用してADに参加させます。
役割変数
linux_adbinding__domain: ADS.EXAMPLE.ORG
linux_adbinding__ou: CN=Computers,DC=ADS,DC=EXAMPLE,DC=ORG
linux_adbinding__user: bind-user
linux_adbinding__password: bind-users-password
linux_adbinding__domain
とlinux_adbinding__ou
はオプションです。
Realmdは通常、ADドメインを自動的に検出できますので、1つ以上のドメインを使用している場合や、検出プロセスがうまくいかない場合にのみドメインを指定する必要があります。
コンピュータオブジェクトを保存するOUは、指定がなければデフォルトでComputers OUになりますので、異なるOUにコンピュータオブジェクトを作成する必要があるときだけ指定すれば大丈夫です。
linux_adbinding__user
とlinux_adbinding__password
は必須で、常に必要です。これらはAnsibleボールトに保存することをお勧めします。
現在、このロールではクライアントをADから削除することはできません。これを行うには、sudo realm leave
またはsudo realm leave -U <bind-user>
を使用してください。bind-userの認証情報を指定すると、AD内のコンピュータオブジェクトも追加で削除されます。指定しない場合、ワークステーションはバインド解除されますが、コンピュータオブジェクトはADに残ります。
例のプレイブック
- hosts: clients
vars:
- linux_adbinding__domain: ADS.EXAMPLE.ORG
- linux_adbinding__ou: CN=Computers,DC=ADS,DC=EXAMPLE,DC=ORG
- linux_adbinding__user: bind-user
- linux_adbinding__password: bind-users-password
roles:
- linux_adbinding
または、認証情報をボールトに保存し、ドメインとOUを未指定のままにすることもできます:
- hosts: clients
vars_files: linux_adbinding_vault.yml
roles:
- linux_adbinding
ライセンス
GPLv3
著者情報
ANTS Frameworkの一部です。